パスポートといえば、海外旅行する際の必需品で無くせば大変なことになり兼ねない、大変重要な自分を証明するものです。
であれば当然、貼り付ける証明写真は正面を向いた真面目な顔、と思いますよね。

ところが、欧米人は素敵な笑顔で撮られた写真をパスポートに使っている人が結構います。

長ければ10年間使うパスポート、一度申請すれば撮り直しなんてもちろんできません。どうせなら歯が見えるくらい可愛い笑顔の写真を使いたいけど、日本では許可されないのでしょうか?
今回は、パスポート用の写真に笑顔は使えるかどうかについて調べてみました。

パスポート写真を実際に使う時

前述のように、パスポートは海外旅行した際に自分を証明する非常に重要な書類です。入国審査の際に担当者にパスポートを提示すると、証明写真とその場にある電子機器で撮影した画像とを照合して、本人かどうかをしっかりと確認します。
なので、あまりにも写真の様子が入国した時と違っているのは問題ですね。
ここでしっかりと確認できるように、証明写真は国際基準に従って細かな決まりがあります。

パスポート用証明写真の国際基準

サイズは縦4.5cm×横3.5cmと履歴書に貼る写真よりも一回り大きいです。このサイズの中に、申請者本人のみの頭頂から顎までが70~80%占めていなければいけません。
顔の向きは正面で、背景に柄や影、椅子などが移ったものはいけません。

白髪の場合は、背景の色が濃いものにして輪郭をはっきりさせないといけません。同様に、ヘアバンドで輪郭が覆われていたり、コートの襟が立っていたり大きな装飾で輪郭が隠れてもいけません。

帽子やマスク、サングラス、大きすぎるフレームのメガネもいけません。

メガネは光が反射して目元の確認ができないものはいけません。
その他、写真にキズや汚れがあったりピンボケしていてもダメですし、撮影は提出日の6か月以内であることなどが決められています。

スピード写真でもOKだけど

このように国際基準が非常にたくさんあるため、一つ一つ確認しなければならないことが多い人は、写真館で撮ると手間が省けます。

でも、特に何も気にしなくて良い人なら、手軽に撮れるスピード写真でももちろんOKです。鏡も付いているので身だしなみを自分でチェックして、椅子の高さは回転させながら調節できるようになっています。
サイズは画面で選べるようになっているし、背景もある程度選べます。
何よりお値段が格安だから海外旅行でお金が入用な時には助かりますよね。

真顔は外人からすると異質なもの

前述したように、外人さんたちのパスポートの証明写真は歯が見えるくらいの笑顔という場合も非常に多いです。

日本人にしてみれば、この重要な書類に歯を見せるだなんて!などと思ってしまいがちですが、もしかしたら単なる風習の違いなのかもしれませんね。外人さんからすれば、なんで真顔??と変に思う人もいることでしょう。
実は、日本人だってパスポートの写真は歯が見える笑顔だって問題はないみたいです。

アメリカでパスポート申請すると

アメリカでパスポートの更新をすることになった知人の話しですが、写真屋さんに撮影に行き真顔で準備していたら、
「何故笑わないの?」と言われたのだそうです。
ひょっとしたら世界基準は笑顔なのかもしれませんね。

ただ、「郷に入れは郷に従え」ということわざもあります。まわりに合わせておくのが無難というのはありますね。

まとめ

パスポートの写真だって歯が見えていていいのですが、程度の問題があります。

申請した時に「あまりにも・・」という判断が下されればその場で撮り直しになります。パスポートセンターの近くにはたいてい写真屋さんがあるので、そこに行って撮り直しということになるのです。

せっかくスピード写真で節約してもこれなら二重の出費になってしまいます。判断するのは日本人なので、見せる歯も控えめにした方がいいかもしれませんね。